オリジナルタンブラーの印刷・プリント方法(ポイント・注意点・比較などを解説)
- #知識
最終更新日:2026.07.08
タンブラーにオリジナルデザインを入れる印刷・プリント方法には、パッド印刷、回転シルク印刷、回転インクジェット印刷、レーザー加工などさまざまな種類があります。タンブラーは素材や形状、容量、保温・保冷機能の有無によって適した印刷方法が変わるため、仕上がりの見え方やグッズとしての印象を左右する重要なポイントです。
一方で、印刷・プリント方法の名称だけを見ても、それぞれの違いや適したデザインを判断するのは簡単ではありません。ロゴをシンプルに見せたいのか、イラストをフルカラーで表現したいのか、高級感のある記念品に仕上げたいのかによって、選ぶべき印刷方法は異なります。用途やデザインに合った方法を選ぶことで、物販グッズや記念品としての魅力をより高められます。
そこでこのコラムでは、オリジナルタンブラーの印刷・プリント方法について、主な種類の特徴や注意点、比較ポイントを解説します。物販グッズ、エンタメグッズ、記念品、OEM向けにタンブラー制作を検討している方は、印刷方法を選ぶ際の参考にしてみてください。
オリジナルタンブラーの印刷・プリント方法の早見表
タンブラーへの主な印刷・プリント方法であるパッド印刷、レーザー加工、回転シルク印刷、回転インクジェット印刷について、特徴を比較しました。タンブラーは素材や形状、印刷範囲によって対応できる印刷方法が異なるため、ロゴを入れたいのか、フルカラーで表現したいのか、高級感を出したいのかなど、制作したいグッズの目的に合わせて選ぶことが大切です。
| 印刷・プリント方法 | パッド | 回転シルク | 回転インクジェット | レーザー |
|---|---|---|---|---|
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| 印刷範囲 |
小さい範囲 |
ぐるっと広範囲に印刷できる |
ぐるっと広範囲に印刷できる |
小さい範囲 |
| フルカラー |
単色印刷のみ |
単色印刷に向く |
フルカラー印刷に向く |
刻印なのでカラーは反映できない |
| グラデーション |
単色印刷のみ |
グラデーションには向かない |
綺麗に表現できる |
刻印なのでカラーは反映できない |
| 繊細なデザイン |
線幅0.1mm以下、 |
線幅0.5mm以下、 |
線幅1mm以下、 |
比較的、 |
| 素材の条件 |
素材の種類は問わない |
素材の種類は問わない |
素材の種類は問わない |
金属素材 |
| 小ロット |
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| 大ロット | ||||
タンブラーの主な印刷方法(プリント方法のポイント・注意点)
オリジナルタンブラーの代表的な印刷・プリント方法は、パッド印刷・レーザー加工・回転シルク印刷・回転インクジェット印刷の4種類です。タンブラーは本体の素材や形状、印刷範囲によって適した方法が異なるため、まずはそれぞれの印刷方法の特徴や注意点を確認しておきましょう。
パッド印刷
細かなデザインでくっきり再現する1色印刷におすすめ
パッド印刷とは、シリコンゴムでできたパッドにインクを載せてタンブラーに押し当てることで名入れをする印刷方法のことです。「パッドが柔らかいので曲面にもフィットして綺麗に名入れができる」「細かなデザインもくっきりと忠実に反映できる」といった特徴があります。
おすすめシーン
・アーティスト名やロゴをワンポイントで入れたライブ物販タンブラー
・推しキャラのシンプルなシルエットやサインデザイン入りタンブラー
タンブラーにパッド印刷する際の
おすすめポイント
小さなロゴをきれいに表現
アーティストロゴや作品タイトルなど、ワンポイントの印刷に向いています。
曲面にも印刷しやすい
シリコンパッドを使うため、なだらかな曲面にも対応しやすい印刷方法です。
繊細なデザインに対応
印刷範囲は小さめですが、細かなロゴや文字も再現しやすいのが特長です。
タンブラーにパッド印刷する際の注意点
■細かいデザインの再現について
線幅0.1mm以下のもの、抜き幅(隙間)0.3mm以下のものは、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。また同じデザインでも、画像データよりはIllustratorのパスデータの方がきれいに仕上がります。
インクは1色1色はっきりと色が決まっており、デザインデータ上でいうと、全て濃度100%になります。同じ色で濃度100%、50%といった指定はできません。例えば、デザインデータで黒100%と黒50%(グレー)を指定されても、1種類のインクでは再現はできません。グレーを再現したい場合は、グレーのインクで印刷になります。
特に印刷範囲ぎりぎりに設定された、細い二重の枠線などは、線が歪んだりすきまのつぶれが発生する可能性があります。印刷範囲の内側に余裕をもって作成していただくか、枠線をつけない、または二重線にせず太めの一本線にするなどでご調整ください。
パッド印刷でおすすめのオリジナルタンブラー
回転シルク印刷
側面をぐるっと囲むような1色印刷におすすめ
回転シルク印刷とは、ポリエステルなどでできた目の細かなシルクスクリーンで版板を作成して印刷する名入れ方法のことです。タンブラーの全周に印刷できるので、オリジナルデザインが際立つグッズを制作できます。
おすすめシーン
・ツアータイトルや公演名を大きく配置した定番物販タンブラー
・フェスや周年企画で大量生産する公式タンブラー
タンブラーに回転シルク印刷する際の
おすすめポイント
広い範囲に印刷できる
タンブラーを回転させながら、側面に大きくデザインをプリントできます。
単色でも目立たせやすい
1色印刷でもロゴや文字を大きく配置でき、存在感のある仕上がりになります。
物販グッズに向いている
ツアーロゴやイベント名を大きく入れたタンブラー制作におすすめです。
タンブラーに回転シルク印刷する際の注意点
■細かいデザインの再現について
線幅0.線幅0.5mm以下のもの、抜き幅(隙間)1mm以下のものは、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
インクは1色1色はっきりと色が決まっており、デザインデータ上でいうと、全て濃度100%になります。同じ色で濃度100%、50%といった指定はできません。例えば、デザインデータで黒100%と黒50%(グレー)を指定されても、1種類のインクでは再現はできません。グレーを再現したい場合は、グレーのインクで印刷になります。グラデーション(黒~グレー~白のような濃淡)を再現したい場合は、網点でデータを作成ください。ただ、細かい網点はつぶれたり消えたりする可能性があるため、できる限り白黒はっきり分かれた2階調でのデータ作成をお勧めいたします。
印刷自体は360度どの箇所にも可能ですが、持ち手の箇所付近など(※商品によります)印刷ができない部分が生じます。細かい連続柄などは途切れてしまいますのでご注意ください。
回転シルク印刷でおすすめのオリジナルタンブラー
回転インクジェット印刷
写真やイラストをフルカラーで鮮やかに表現するのにおすすめ
昇華転写印刷とは、オリジナルデザインを印刷した転写紙をタンブラーに当て、高温で転写する名入れ方法のことです。フルカラー印刷やグラデーションカラーの名入れもできるなど、色彩表現にこだわった名入れに向いています。
おすすめシーン
・キャラクターイラストや背景付きデザインをそのまま表現するVTuberグッズ
・アーティストやアイドルの写真入りプレミアムタンブラー
タンブラーに回転インクジェット印刷する際の
おすすめポイント
フルカラーで印刷できる
キャラクターイラストやビジュアルなど、色数の多いデザインに対応できます。
側面を活かして表現できる
タンブラー側面に広くプリントでき、作品の世界観を出しやすい方法です。
小ロットにもおすすめ
版を必要としないため、限定グッズやテスト販売用の制作にも向いています。
タンブラーに回転インクジェット印刷する際の注意点
■細かいデザインの再現について
線幅1mm以下のもの、抜き幅(隙間)1mm以下のものは、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
ぼかし効果やグラデーションなど透過を使用したデザインは、印刷方法の特性上、ムラになったりデザインが欠けてしまう恐れがあります。
テーパー(※)になっている商品にも印刷は可能ですが、上下の幅が異なるため、幅が細くなっている方にかけてイラストが伸びて見えたり、左右のバランスにゆがみが生じたりする可能性があります。また、四角や丸など、図形のデザインはゆがみが目立つ可能性がありますので、図形のデザインは避けていただくことをおすすめします。※テーパーとは、タンブラーで多くある口径が先細りになっている状態のこと
360度全面にデザインを入れることができますが、デザインの端と端(繋ぎ目)は僅かに重なったり隙間が生じたりする可能性があります。特に端と端で柄合わせになっているデザインは、ずれが目立ちますのでご注意ください。
回転インクジェット印刷でおすすめのオリジナルタンブラー
レーザー
彫刻のような仕上がりで高級感を演出するのにおすすめ
レーザーとは、金属などの表面にデザインを彫りこんで名入れする方法のことです。彫刻風の名入れは高級感があり劣化もしづらいので、特別感のある上質なオリジナルグッズを制作できます。
おすすめシーン
・アーティスト活動周年やメモリアルの記念品タンブラー
・受注生産や数量限定のプレミアムグッズとして展開
タンブラーにレーザー加工する際の
おすすめポイント
高級感を出しやすい
本体表面に刻印するため、落ち着いた上品な仕上がりになります。
剥がれにくい仕上がり
インクを使わず刻印するため、デザインが剥がれにくいのが特長です。
限定グッズにおすすめ
アーティストロゴや記念デザインを入れた特別感のあるタンブラーに向いています。
タンブラーにレーザー加工する際の注意点
■細かいデザインの再現について
線幅0.1mm以下のもの、抜き幅(隙間)0.3mm以下のものは、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
商品の表面を削る方法のため、印刷色は指定できません。商品の素材そのものの色が出る仕上がりになります。
アルミ:白っぽい色
ステンレス:やや黄味がかった色
木材:焦げの色
レーザーでおすすめのオリジナルタンブラー
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タンブラーの印刷・プリント方法には、パッド印刷・回転シルク印刷・回転インクジェット印刷・レーザー加工など、さまざまな種類があります。印刷方法によってデザインの見え方や仕上がりの印象は大きく変わるため、ロゴやイラスト、用途に合わせて適切な方法を選びましょう。
オリジナルグッズプレスでは、アーティストグッズやキャラクターグッズ、イベント物販、記念品などに活用しやすいオリジナルタンブラーを多数取り揃えております。デザインの魅力を引き出したオリジナルタンブラーの制作なら、ぜひオリジナルグッズプレスにおまかせください。
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