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最終更新日:2022.11.17
好きなものやタレントを追いかけ、愛し、応援する――それが「推し活(おしかつ)」。いま、推し活は若者から子育て世代まで、幅広い年代で普及しています。特にZ世代では、ほとんどの人がなにかしらの「推し」を持っているとも言われています。
「推し活」とは、もともとは熱狂的なアイドルファンがお気に入りの相手のことを「推し」と呼び、それが婚活などの「〇〇活」と結びついてできた言葉です。「オタ活(ヲタ活・オタク活動)」よりももっと積極的に「推しを応援する」という意味合いがあるようです。
推し活をする人にとって、推しの関連グッズを集めることは活動の一部です。公式グッズのみならず、ストーリー展開上キャラクターが扱ったアイテムなど、意外なものが推し活グッズとして流行することもあります。
今回は推し活をする人の年代別の傾向をまとめたうえで、おすすめのオリジナルグッズをご紹介します。
「推し活」とは?
「スキ」が原動力!贔屓を愛でるのが「推し活」の基本
アニメやマンガのキャラクターなどの「推し」を応援するのが「推し活」です。特に推しに関わるグッズで身の周りを固めることは、ポピュラーな「推し活」のひとつになっています。
推し活をしていることが一目でわかることも多く、いわゆる「オタク」と呼ばれることもありますが、昔から歌舞伎ファンが贔屓所縁の帯を締めたり、花魁道中で名入りの手ぬぐいを配ったりすることはよくありました。
推しグッズがファンと贔屓をつないでいるのは、いまも昔も変わらないのかもしれませんね。
「推し活」の対象
推しの対象は、人間だけとは限りません。施設や像など、自分の「スキ」なものはすべて推しです。
ここでは代表的な推しの種類について見てみましょう。
実在する人 (3次元)
・YouTuber
・アイドル (グループを含む)
・タレント
・歴史上の偉人
・歌手
・声優
・スポーツ選手
・コスプレイヤー など
創作物(2次元キャラクター)
・ゲーム、アニメなどのキャラクター
・ゆるキャラ
・Vtuber
・ボーカロイド など
人以外(施設や物)
・廃墟
・刀剣
・仏像
・鉄道
・動物、水棲生物 など
「推し活」の例
では、実際にはどんなことが「推し活」と呼ばれているのでしょうか。次は一般的な推し活の内容について見ていきましょう。
推しに会う
・ライブや舞台を観に行く
・イベントに参加する
・DVDや配信映像を鑑賞する
・聖地巡礼をする
・推しがいる場所(博物館や現場など)へ行く
推しに触れる
・公式グッズを集める
・街中のポスターや広告などを探す、一緒に写真を撮る
・コラボイベントやカフェに行く
推しに染まる
・作中で推しが使っていたもの (小物やバックなど) を使う
・推しのイメージカラー(推し色)のものを集める
推しを広める
・ブログやSNSで推しの魅力を語る
・推しのマンガやDVDなどを買って配る
・ほかの人に推しの良さを布教する
推しを感じる
・「推しが生きて存在していること」に感謝する
・一人の時に推しのことを考える
基本的には「推しが好きであること」をアピールする行動や「好きだと思うことそのもの」が推し活になるようです。
近年ではグッズをコレクションするためのアイテム(チェキやトレカのホルダー・ケース類)を、さらに推しっぽく「デコる」ことも流行しています。推しカラーのライトストーンや推しのシールでデコレーションしたケースで推しの写真などを保管し、自分だけのオリジナル推しグッズとしてSNS上に公開することもあります。
また「推し活」というワードの認知度が高まったことで、企業がPRとして「推し活」を活用するケースが出てきました。若い世代への新しいマーケティング・アプローチとして、効果が期待されています。
聖地巡礼や仲間と集まっての鑑賞会、推しをイメージした服やコスメの開発など、推し活はビジネスとしても注目が集まっています。
「担当」と「推し」との違いは?
「推し」によく似た言葉に、「担当」があります。推しと同じように、対象となる相手に対して「○○担当」「○○担」と使われる言葉ですが、こちらは主にジャニーズなどの男性アイドルファンが使用するようです。
また、「うたの☆プリンスさまっ♪」などの男性アイドルをモチーフにした作品では、これを踏襲して「担当」が使われることもあります。
ファン同士の会話では「○○担を降りる(ファンをやめる)」や「同担拒否・歓迎(同じメンバーのファンは受け付けない・歓迎する)」というふうに使われています。特定のアイドルに対する熱心なファンが使う傾向にある印象ですね。
いっぽう「推し」は、もともとAKBのファンが使っていました。趣味の範囲を越えてアイドルを応援することを、ファンたちが「推しごと(おしごと)」と自称するようになったのがはじまりです。
現在では男女を問わず「推し」という言葉が普及していますが、どちらかというとゆるいファン層も含めた、幅の広い使われ方をしています。
推し活をする人たちの世代別・傾向とグッズの好み
推し活をする人は、年代ごとにある程度傾向があるようです。推し活をする人が「オタク」とだけ呼ばれていた世代とZ世代とでは、推し活の方法も違います。
ここでは推し活をする人の特徴や傾向について、年代ごとにまとめました。おすすめのグッズやサービスなども紹介しています。
【10代】SNSやTikTokも活用!積極的な「推し活」が特徴
特徴
いわゆるZ世代とも言われる年齢層です。10代前半と後半では、お財布事情もかなり異なります。
トレンドにもっとも敏感なのもこの世代。TwitterやInstagramなどのSNSのほか、YouTubeも上手に活用して情報を集めています。また、TikTokを使った発信も得意です。
積極的な推し活に抵抗がない世代で、フットワークも軽い傾向があります。グッズ集めや聖地巡礼など、推し活マーケットの主なターゲット層です。
傾向
推し活に使えるお金が少ないため、グッズやコラボカフェのメニューはコンプリートできません。そのぶん欲しいものを厳選し、お気に入りを見つけたら、一点集中で購入を決断します。リピートや、「配布用」の購入も厭いません。
人と共有したいという欲求も強い傾向にあり、自らTikTokで発信したり、ほかの人にすすめたりといった普及活動も一般的な世代です。
情熱的な活動家も多く、日常生活をすべて推しで! という人も少なくありません。推しカラーの文房具や手帳など、学校や塾で使うグッズも、推しを基準に選びます。友達への誕生日プレゼントも推しグッズ!
トレカやガチャポン系グッズの収集にはメルカリなども活用します。交換会ではたくさんの人が集まり、グッズ発売日には店舗前に行列ができるほど。足とデジタルの両方を駆使し、欲しいものを手に入れます。
いっぽう服などのアパレル系グッズは、洋服として親に買ってもらうことも多いようです。ユニクロなどのコラボアイテムは、20代より購入率が高い印象です。トレンドに敏感なので、「話題になった」ということが購入意欲に直結することも。
推し活市場を牽引する年代です。
サービスやグッズのポイント
・価格重視。高価なアイテムより、お手頃アイテムを組み合わせたオリジナル推しグッズが主流です。
・推しの姿がはっきり見える、わかりやすいアイテムが人気を集めます。
・新アイテムやSNSで話題の使い方など、トレンド感も大事。
10代の推し活におすすめのアイテム
缶バッジ、マグカップ、コラボアクセ、アクスタ(アクリルスタンド)、文具、ハンドタオル など
【20代】経済力成長!インフルエンサーにも
特徴
職を持ち、経済的にも余裕のある推し活ができるZ世代です。情報の仕入れも早く、拡散力もあることから、インフルエンサーとして活躍する人も出てきます。ときにはオフィシャルを越える宣伝力を持つことも。
「推しにふさわしい自分」を目指して、自分磨きに励む人が多いのも特徴です。
傾向
10代よりもさらに活動範囲が広がり、ライブやイベントに遠征することも増えます。本格的な聖地巡礼がはじまるのもこの年代です。
コラボカフェや限定グッズもしっかりゲットし、推し活生活を満喫しています。グッズは、日常生活の中でもプライベートに使用することが多くなる傾向です。会社では推しカラーや目立たないアイテムで密かに推し活をし、休日には痛バックで遠征! と、メリハリのある推し活をしています。
また、コスメや美容に精通しているのもこの年代。自分磨きにも余念がありません。推しコーデ、推しメイクなど、市販品を自分流にアレンジした推し活も得意で、個性的なSNSアカウントを所有しています。
そのため、アパレル系グッズに関しては厳しい目を持っています。「コラボしている」というだけでは購入しないのが20代の推し活です。
香水やコスメなどのキャラグッズをプレゼントに選ぶこともあり、一般の人にも受け入れやすいおしゃれなデザインのものが人気になる傾向にあります。
サービスやグッズのポイント
・トレンド感を取り入れたグッズが人気。あまり「オタク感」を出したものは選ばれにくい傾向です。
・この年代には、ふだんのファッションにも取り入れやすいアイテムが好まれます。ブランドとのコラボ商品もおすすめです。
・推しが持っているもの、使っているブランド品が「推しグッズ」として広まることもあります。
20代の推し活におすすめのアイテム
コラボコスメ、コラボアクセサリー、アクスタ、ライブグッズ、ご当地グッズ など
【30代~40代】「オタク」と呼ばれた世代 推し活とは距離を置く?
特徴
いわゆる「オタク」と呼ばれた人たち。なんとなくネガティブなイメージがあったころのオタク世代で、あまり目立つことは好みません。推し活が市民権を得たことに戸惑いを感じる人もいるようです。 基本的には自分のペースで、あまりアクティブな活動はしないのが特徴です。SNSはTwitterが主流です。
傾向
デザイン性や機能性を重視し、「コラボだから」というだけでは触手が動かないのは20代と同じです。ただし、金銭的にはさらに余裕があります。多少高価な物でも、「欲しい」と思えば買えるのが強みです。グッズ購入だけでなく、遠征費やツアーチケットに使う人も多い傾向です。
フィギュアやBlu-ray-BOXも、特典やプレミアがついた高価なものが人気です。セーラームーンやFF7のリメイクなど、90年代アニメ・ゲームリバイバルブームのメインターゲット層でもあります。
また、この世代には元バンギャ (バンドギャル。ヴィジュアル系バンドファンの女性です) という人も多く、20代前半のころはテニミュ(ミュージカル版テニスの王子様)全盛期。息の長い推し活層がいます。
自治体や施設とのコラボや聖地巡礼の最初の世代でもありますが、自分で新しい遊び方を創作することに長けているので、既存のグッズやサービスは厳しい目で選びます。
さらに年代が上がった40代では結婚・出産等でライフステージが変化した人もいます。一度は遠のいた趣味に出戻る人もいて、推しも中堅に入っています。
30代と同じくグッズ購入より活動的な費用の割合が高い世代ですが、一周して子どもと推し活を楽しむ場合も。ときには10代と需要が重なるケースも珍しくありません。
サービスやグッズのポイント
・価格よりも質。デザイン・品質の良いものが選ばれます。「普通のものとはちょっと違う」特別感が購買意欲につながります。
・自分でカスタマイズできるアイテムも人気です。自己流の楽しみ方を知っている世代です。
・懐かしいアニメやゲームのリバイバルグッズで、出戻り推し活を始める人もいます。
30~40代の推し活におすすめのアイテム
高品質なフィギュア、ライブグッズ、コラボアクセサリー、コラボスイーツ などど
「推し活」をする心理とは
「推し活」の方法はひとそれぞれ
推し活は、好きな対象を応援すること。そこに明確なルールはありません。「自分が楽しいかどうか」が活動内容の基準です。
仲間と集まってライブや鑑賞会を行うのもよし、ひとりでじっくり作品世界にひたるのもよし。十人十色の楽しみ方があるのが「推し活」の特徴です。
「推し活」は人生も豊かに!
「推し」を生活の支えにしている人も少なくありません。推しに会うために仕事に励み、推しグッズに囲まれてリラックスし、推し仲間と一緒に盛り上がる。生活の基盤を「推し」が支えているから、充実した日々を送ることができるのです。 また、推しに会うために自分を磨こう思う人もいるようです。美容に気を使い、勉強をして推しに見合うファンでいようと頑張ったり、「ファンのせいで推しのイメージが悪くなる」ことを避けようと、きちんとしたふるまいを心がけたりするようになります。 推し活にはお金も時間もかかります。しかしそれは、たんなる趣味に留まりません。推し活をすることで、人生が豊かに、生き生きと過ごせるようになるのです。
「推し活」を知って、オリジナルグッズ制作に役立てよう!
「キャラの絵が入っていれば推し活」ではない
推し活をしている人は、そのキャラやアイドルが大好きです。しかし、対象の絵が大きく描かれたグッズが人気というわけではありません。 年代別の推し活の傾向にも表れているように、推し活が生活スタイルにあったものであることが重要です。特に20代以降、自由に使える金額に余裕が出てくると、買い物の選択肢も増えるようになります。 推し活は生活の基盤とはいえ、ほかにも必要なものはたくさんあります。「キャラの絵が描いてあるから」「コラボしているから」という理由だけで購入を決めるわけではないのです。 あまり推し活をアピールしたくない人には、ポーチや小物などに上手に溶け込んだアイテムが重宝されます。トレンドにのったオシャレなデザインも人気です。また、品質や機能性の高いことも大切です。 逆に10代では、いつものアイテムで推し活をしたり、ちょっとかわいいデザインのものに惹かれたりします。 ターゲット層の傾向をとらえ、それぞれの生活スタイルにあった推し活グッズを考えることが必要なのです。
ファン垂涎の推し活オリジナルグッズを製作するには
推し活をする人は、自分が気に入ったアイテムは人に広める傾向があります。SNSなどで推しグッズを紹介し、それを見た人が真似をするという好循環に入れば、推し活グッズの市場価値はさらに高まります。 それは、インフルエンサーに限ったことではありません。もともと推し活をしている人は、推しの良さをもっと広めたいという「布教」も活動のひとつにしています。推しとともに、良い推しグッズも普及させたいと思うことは自然な流れです。 推し活をしている人の傾向や需要を理解し、商品開発に反映させることで、今度はそれを買った人が広告塔となってくれるのです。
今回は「推し活」の基本知識と、年代別の傾向についてお伝えしました。オタクから広まった推し活の内容や活動している人の心理は世代によっても違います。まずはターゲットとなる世代の傾向からリサーチし、需要にあった商品開発を目指しましょう。
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