IPコラボとは?メリット・デメリットと事例に基づく成功のポイント
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最終更新日:2026.06.30 近年、多くの企業が「IPコラボ」を活用したマーケティング戦略で、売上や認知度アップに成功していることをご存じですか?このコラムでは、IPコラボの意味やかかる費用の目安、トレンドの背景といった基礎知識を紹介します。IPコラボのメリット・デメリットや、企画・キャンペーンを成功へ導くポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
IPコラボとは
まず、IPコラボとはどのようなものなのかを確認していきましょう。
IPコラボの意味
「IPコラボ」の「IP」は「Intellectual property=知的財産」の略です。つまりIPコラボとは、既存の著作物やブランドの版権元同士がライセンス契約を結び、コラボレート商品・サービスを生み出すことを指します。使用許諾料を主な収益源とする「IPビジネス」の一環です。企業間で共創することで、単独では成し得なかった新たな価値と、高い話題性を生み出せる可能性があります。
IPコラボにかかる費用の目安
IPコラボにかかる費用は、主に以下のとおりです。
● ライセンス料
● グッズや備品の制作・設置費用
「ライセンス料」は、コラボレートするIPや取引条件によっても異なりますが、一般的には販売価格の5〜10%程度に設定されます。また、上記の費用に加え「ミニマムギャランティ(最低支払額)」が設定され、実際の売上にかかわらず、一定金額の支払いが課せられるケースもあります。
IPコラボに取り組む企業が増えている理由
近年、IPコラボに積極的な企業が増えたのは、簡単にいうと、自社にこれまでなかった新たな魅力を作り出し、利益につなげられるからです。ここでは、IPコラボに取り組む3つのメリットについて解説します。
集客につながる
話題性の高いIPコラボは、企業や商品・サービスの認知度アップに効果的な手法です。コラボレートキャンペーンで認知されたブランドや商品・サービスは、終了後にも、継続購入の動機付けになります。
新たなブランディングが図れる
既存の作品やブランドとコラボレートすることで、その知名度を利用したイメージアップが図れます。作品やブランドのファンに親近感や信頼感を抱かせ、愛着心や支持を得られる可能性が高まるでしょう。
ターゲット層が広がる
人気の作品やブランドとコラボレートすれば、これまで企業や商品・サービスの存在を知らなかった消費者が、自社を認知するきっかけになります。コラボレート企画を活用して、新規市場への参入や海外進出も図れることもメリットです。
IPコラボの注意点
たくさんのメリットのあるIPコラボですが、取り組むときには、いくつかのポイントに注意しなければなりません。以下では、IPコラボの3つの注意点をみていきましょう。
制作工程が複雑になる
前提として、IPコラボは、版権元との合意・調整が必要です。ライセンス契約では、まず版権元の許可取りを行います。しかし近年の作品は、複数企業の共同出資による「製作委員会方式」が採用されているケースも多く、申請や問い合わせへの回答にはある程度の時間がかかります。
また、そもそも合意が得られなければ、著作物のデザインを使用できません。企画の際は、版権元への許可取りのことも考慮し、余裕を持ったスケジュールを設定しましょう。
自社のオリジナリティを失う恐れがある
IPコラボは、人気作品・ブランドの認知度を活用した戦略です。既存ファンからの支持が得られる可能性が高い一方で、自社ならではの魅力を失った商品・サービスになってしまう恐れがあります。
また、コラボレートした作品・ブランドの力に頼りすぎると、これまでの自社のイメージが大きく変わってしまい、既存顧客が離れてしまいかねません。IPに依存するのではなく、新たな価値や魅力を共創することを前提に、企画を考えることが大切です。
IP選定やデザインを慎重に行わなければならない
著作物とコラボレートするうえでは、既存の作品・ブランドへのリスペクトが不可欠です。商品・サービスとコラボレートした作品・ブランドがうまく調和していないと、ファンからのバッシングを受けるリスクが生じます。そもそも、使用方法やデザインによっては、版権元から許可が下りなかったり、途中で計画が頓挫したりするかもしれません。
また、IPとイメージが合わない商品・サービスとコラボレートしたり、作品・ブランドの世界観とうまく調和していなかったりすると、ファンからの支持を得られないばかりか、バッシングや炎上の恐れもあります。自社商品・サービスと相性のよいIPを選定するのはもちろん、既存の作品やブランドの世界観を損ねないよう、企画やデザインには細心の注意を払いましょう。
IPコラボを活用した企画事例
よくある事例を基に、IPコラボの企画アイデアを紹介します。
POINT1
コラボグッズ販売
コラボグッズの販売は、実際に多くの企業が実践している企画の一つです。既存作品の魅力が活きた特別仕様のオリジナルグッズは、多くのファンを引きつけます。
代表例である食品コラボのほか、形が長く残るグッズ制作も人気です。商品本体はもちろん、パッケージデザインに取り入れるだけでも、大きな収益が見込めます。また、店舗限定、オンラインショップ限定など、販売場所によって取り扱うグッズを変えると、ユーザーの回遊性を高められてGoodです。
POINT2
抽選キャンペーン
書面や、SNSと連動した抽選キャンペーンです。抽選式にすることで、コラボレートグッズの希少性がさらにアップします。コラボグッズや、パッケージとデザインを連動させるのもおすすめです。
POINT3
展示イベント
展示イベントは、作品・ブランドや自社商品の魅力をシンプルに伝えられるキャンペーンです。特設フォトスポットを設置したり、建物や駅の壁面、電車内などをジャックして一面にデザインや広告を張り巡らせたりする企画も、見た人に大きなインパクトが与えられます。また、期間を設定してそれぞれ別の展示を行うことで、再来訪を促し、LTV(顧客生涯価値)を高める効果も期待できるでしょう。
ただし、展示イベントは混雑の恐れがあります。トラブル回避のため、状況に応じて整理券の配布も検討するなど、スムーズな動線が作れるよう工夫してください。
POINT4
ワークショップ
ワークショップは、体験型コンテンツとして、不動の人気を誇るキャンペーンです。来店時に、ユーザーへ「自分だけのグッズが作れる」という特別感を与えられます。滞在時間が長く、達成感や満足感を与えられるので、高い宣伝効果と愛着心の形成が期待できます。
POINT5
スタンプラリー
スタンプラリーは、商店街や大型商業施設など、複数スポット間の回遊性を高めたいときにイチオシの企画です。参加賞や条件達成の景品があれば、参加のモチベーションがさらにアップします。同時に、各所でコラボグッズを販売・配布すれば、売上の相乗効果が狙えるでしょう。
IPコラボにぴったりのグッズ・特典・ノベルティ5選
IPコラボによるグッズ・特典・ノベルティ制作と好相性の5種類のカテゴリを紹介します。
缶バッジ
モチーフやデザインがキモといっても過言ではない缶バッジは、IPコラボの効果が反映されやすいアイテム。人気のゲーム・アニメのキャラクターやアーティストとのコラボ缶バッジは、オン・オフ問わずあらゆる物販シーンの売れ筋商品です。イベント限定やキャンペーン特典として販売・配布するなど、さまざまな企画と連動できます。
ステッカー
「大量生産を予定している」「コラボグッズの制作費を抑えたい」というときには、低単価なステッカーがおすすめ。薄くて軽いので、会場での販売・配布のほか、別のグッズに同封しやすいのもポイントです。
キーホルダー
バッグやポーチ、鍵などに装着する、インテリアとして飾るなど、さまざまな用途に使えるキーホルダーは、推し活シーンに欠かせない人気グッズです。コレクション性にも優れるので、シリーズ展開による長期的な売上が期待できます。
アクリルスタンド
デザインの再現性と飾りやすさ、持ち運びやすさなどの多彩な魅力から、多くのファンを引きつけてやまないアクリルスタンド。売れ筋の推し活グッズとして、1つは用意しておきたいグッズです。
Tシャツ
Tシャツは、イベントから日常生活までさまざまなシーンで、推し作品やアーティスト、キャラクターへの愛を分かりやすく表現できるアイテム。参加者が自分で作る、ワークショップイベント用グッズにもおすすめです。
IPコラボグッズの魅力をさらに高めるコツ
IPコラボグッズの魅力をさらに高めるために意識したい4つのポイントを解説します。
自社と相性のよいIPを見極める
理念や世界観、ファン層の重なるIPコラボグッズを制作すれば、既存の作品と自社商品の魅力を高める相乗効果が狙えます。まずは制作目的を明らかにして、狙ったターゲット層の心に刺さるIPを見極めましょう。また、話題性を高めるには、情報の「鮮度」も重要です。いま話題の作品やアーティストとコラボレートすることで、多くの注目が集められます。
希少性を高める
消費者の心をつかむには「希少性」がポイントです。ありきたりな商品・サービスでは、ファンの心に響きません。限定グッズや描き下ろしデザイン、直筆サイン入りなど、特別感のあるグッズになるよう工夫を凝らせば、多くのファンの購買意欲を刺激できるでしょう。
SNSを活用する
世界中で膨大な数のユーザーを抱えるSNSを、IPコラボグッズのプロモーションに活用しない手はありません。多くのユーザーから情報が拡散され、爆発的な話題性を生み出せる可能性があります。SNSを利用したキャンペーンを実施するのも、集客や認知度アップに効果的です。
効果を測定・分析する
IPコラボの成功には、効果の測定と分析が不可欠です。結果を次の企画に活かすことで、ユーザーやファンにとってより魅力的な企画を生み出すことにつながります。インターネットやSNSも活用してユーザーの声を集め、改善点を整理してみてください。
まとめ
IPコラボは、商品・サービスとの相性が肝心です。IPと自然に調和するコラボグッズを販売すれば、多くの消費者の心を引きつけられます。IPコラボグッズの制作なら「オリジナルグッズプレス」をぜひご利用ください。定番人気から最新トレンドまで、多彩なグッズを取りそろえています。小ロットや短納期対応、別注など、さまざまなグッズの制作を受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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